『あじわい』No.231(2026 SUMMER)に寄稿しています
2026.07.06
掲載情報

関西風として知られる道明寺生地の桜餅が作られるようになったのは、明治30年(1897)頃。京都の物産をあつめた『京之華』(1926)によると、嵯峨町の奥村又兵衛が「嵯峨名物桜餅」として売り出したのがはじめだったとあります。桜の名所である嵯峨に桜に因んだ名物を、という思いだったのでしょう。
同書には、小豆餡で道明寺を包んだ桜餅もあったと書かれています。現在はそれに類したものは売られていないようですが、桜風味のおはぎのようなイメージでしょうか。食べてみたいところです。

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